栄光のランナー 

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栄光のランナー/1936ベルリン

2016年/アメリカ・ドイツ・カナダ/134分
監督:スティーヴン・ホプキンス
出演:ステファン・ジェームズ、ジェイソン・サダイキス、
ジェレミー・アイアンズ、ウィリアム・ハート、カリス・ファン・ハウテン、他


――― あらすじ ―――――――
貧しい家庭に生まれたジェシー・オーエンスだったが、中学時代にはすでに陸上選手としての才能を花開かせ、高校でも次々と驚異的な記録を叩き出していく。やがて、家族の期待を一身に背負ってオハイオ州立大学に進学した彼は、そこで名コーチ、ラリー・スナイダーと出会い、彼の指導の下でさらに記録を伸ばしていくとともに、人種を越えた強い絆で結ばれていく。大学の陸上競技大会では、わずか45分間で世界新3つとタイ記録1つを打ち立て、たちまち全米中の注目の的に。いよいよオリンピックでの金メダルが現実味を帯びる中、アメリカ国内では、ナチスに反対してオリンピックをボイコットすべきだとの世論が高まりを見せ、ジェシー自身も出場すべきか苦悩を深めていくのだったが…。(allcinemaより)

(感想)
意外と面白く、感動もあって普通に良かった。
「グレイテストショウマン」も「普通に良かった」と書いたが、
「普通」が悪いという意味ではない。

近頃、奇をてらったり、やたら残虐だったりする映画が多いので
こういう普通の映画が本当に心地よいのだ。
実話をもとにしているとは言っても、勿論脚色もあるだろう。
けれど、オーエンスの記録は「本物」だ。
こんな凄い人だったとは知らなかった。名前くらいは聞き覚えがあったが
「知ってるつもり?」みたいな番組で紹介されたことがあっただろうか?

アメリカでは当時は黒人差別がまさに酷い時代、、まだ公民権もない。
大学に入ってもお決まりのように差別が待っている。
そんな中、信頼できるコーチと出会い、陸上競技に邁進し、
五輪出場めざし努力を重ねる。

おりしもドイツはこの頃は「イケイケ」で絶頂期といっていいだろう、そういう時代に
国家の威信をかけた前代未聞の五輪大会を開催しようと張り切っているドイツ。
ユダヤ人差別も苛烈になっているころ、アメリカは抗議の意味で
ボイコットすべきかどうかと意見が分かれる。

アメリカも黒人差別が酷かったのに、よく言うよ・・・なんて思ったりして。
けれど、僅差で結局は参加できることに。


オリンピック行ったら行ったで
厳しいルール運用で、走り幅跳びで二度もファウルをとられてしまう。
その時、ドイツの有力選手が、踏切のタイミングがわかるように
サインを送ってくれる。

ちょっとこのシーンでグッときた。
結局オーエンスが勝ち、ドイツ選手が二位となるのだが、二人で肩を組んで
ウイングランをするところで涙がこぼれた。
映画でも言っていた「これが真のスポーツマンシップです!」

ドイツ選手にも色々思う所があっての行動ではあったのだが、
それでもそういうシーンはスポーツの良い面が洗われている気がして
感動的だった。

 そして、コーチとの絆もまた、良かった。
ベルリンオリンピックへはオーエンスのコーチは行けなかった。
五輪選手団の監督はまた、別の人物が就任したのだ。

だが、コーチは自腹を切って、ベルリンまで行ったのだ。

オーエンスは見事にコーチに恩返しをした。



最後に本人の写真がでてくるが、映画の役者さんとは
全然似てなかった。
でも、この主役の人、とても良かった。









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