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ボヴァリー夫人

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製作年:2014年
上映時間:119分
ジャンル:ラブストーリー、青春
監督:ソフィー・バルテス

キャスト:ミア・ワシコウスカ、リス・エヴァンス、エズラ・ミラー、ローガン・マーシャル=グリーン etc

ボヴァリー夫人の登場人物(キャスト)

エマ・ボヴァリー(ミア・ワシコウスカ)
若く美しい女性。修道院からチャールズの妻になる。結婚は幸せなものと思っていたが、実際は違うのだと幻滅する。
ルウルー(リス・エヴァンス)
商人で口が上手い。チャールズが相続した土地を狙っている。
レオン・デュピュイ(エズラ・ミラー)
法律事務所書記官。若く聡明。以前はパリにいた事もあり、オメーの家に下宿していた。美しく若いエマに恋をするが、断られてルーアンへ引っ越す。
侯爵(ローガン・マーシャル=グリーン)
男前で色気があり、世慣れている男性。火遊びの為にエマを篭絡する。
オメー(ポール・ジアマッティ)
薬剤師でチャールズの親友。
チャールズ・ボヴァリー(ヘンリー・ロイド=ヒューズ)
町医者でエマの夫。良き夫ではあるが、朴訥で小心者。

ボヴァリー夫人のネタバレあらすじ
映画『ボヴァリー夫人(2014)』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ボヴァリー夫人のあらすじ【起】

19世紀半ば、フランス。修道院で暮らしていたエマは、医師で年上のチャールズ・ボヴァリーと結婚。
エマの父はこの婚姻をとても喜んだ。

実家を出て馬車に乗り、ヨンヴィルの夫の家に到着したエマ。夫の手を借りてドレスを脱ぎ、初夜を迎えた。
翌日からエマは早速、荷物を整理したり屋敷の中を見て回ったり、夫の為に夕食を作ったりしたが、チャールズは半日かけて作った料理を見て、時間の無駄だと言った。
全て使用人にやらせるのが、習わしらしい。
エマは彼の言う事に不満を感じたが、敢えて何も言わずに話を変えた。

ある日、商人のルウルーが屋敷を訪ねて来る。
彼女は商品を見せてもらうが、夫に相談してからと購入は控えた。
夫の案内で村の中を散歩。小さな村では川で女達が洗濯をしていた。
その夜、夫の友人達と食事を摂る。薬剤師のオメーや法律事務所書記官のレオンがいた。レオンは若く聡明な男性だった。

農機具発明の協力で畑へ向かった夫と共に来たエマはレオンと会話。エマは恋愛や結婚に憧れを抱いていたが、実際は憧れのようにはならないと話す。レオンはこの村で幸せは見つけられたかと彼女に聞くが、エマは何も答えられなかった。

家の中で退屈な時間を持て余すエマ。時計の音が気になって止めたり、庭に出てうろついたりと、どうにか懸命にやり過ごしていた。

エマがピアノを弾いていると、自宅にレオンがやって来る。夫は往診に出ていて不在だった。レオンは彼女を散歩に誘う。2人きりになると、レオンはパリにいた頃の思い出の品をくれる。それはパリ市街の地図だった。エマは幼い頃に地図で妄想した思い出を語る。
2人は微笑み合って、互いに惹かれ始める。
ボヴァリー夫人のあらすじ【承】

レオンは度々、エマの家を訪れるようになる。夫を交えて時間を過ごすようになりそして、エマと2人きりになる時間を狙った。
ある日の夜、その日もレオンはボヴァリー家を訪ねていた。夜半まで夫妻とカードを楽しみ、チャールズが休むと退室した後、エマを庭に連れ出した。そして、レオンは彼女に熱い告白をする。一瞬、流されそうになるエマだったが、人妻である事を理由に何も答えず、家の中へ入った。

エマは悩んだ末に教会へ向かった。神父に相談しようとするが、神父は子供達の教育で忙しそうであった。
その日の夜、夫からレオンが村を去る話を聞く。エマは悩み過ぎて体調を崩していたが、夫には知らせないよう使用人に話していた。彼女は変わり映えのない結婚生活の辛さを吐露して泣いた。

気落ちして塞ぎ込んでいくエマ。彼女は日を追う毎にイライラし始める。
そんなある日、屋敷に侯爵が訪れる。彼は夫婦を狩りに招待。エマは張り切ってルウルーに洋服を注文した。

夫は狩りに興味がなく、侯爵はエマを連れて狩りに向かった。彼女は狩りをする侯爵に心惹かれていく。
その日を境に、彼女は急に活発的となる。使用人にメイド服を支給したり、屋敷のカーテンを変えたり、ルウルーは大忙しである。

村で式辞が行われた。夫婦で侯爵に挨拶をした際、エマは彼からこっそりと手紙を受け取る。彼の呼び出しに向かうと、侯爵は彼女に熱烈な愛を囁いた。だが、不倫は人の道を外すものだと、エマは彼の誘いには乗らなかった。

ボヴァリー夫人のあらすじ【転】

エマは悩んだ末に侯爵が忘れていった葉巻入れを持って、彼の屋敷へと駆ける。
一度、フラれている侯爵はエマに冷たい態度だったが、彼女が覚悟を決めたと分かると、エマを掻き抱いた。そのまま体を重ねる2人。事が終わると、エマは急いで自宅へ戻った。

妻が変わると同時に、触発されて夫も1歩を踏み出した。チャールズが難しい手術に挑む事になり、彼は増々医学の勉強へと没頭する。
エマは時間を見つけては、侯爵家へ走った。そうして、愛のある営みを続ける。

いよいよ、チャールズが手術をする日がやって来た。手術は公開式だった。麻酔の無い時代。強いブランデーで気を紛らわせるが、叫び声は高らかに響いた。
手術は無事に成功したと思われたが、術後の経過が悪く診断間違いで違う腱を切った事が分かる。エマは夫に幻滅して、彼に冷たく当たった。

生活に嫌気が差したエマは、侯爵に助けを求める。彼は途端に態度を変え、仕方なくエマの要望を受け入れた。
しかしその日の夜、侯爵から手紙が届く。彼女は内容を目にして倒れてしまう。心因性のものだが、夫はプラムに当たったのだと診断を下した。

ルウルーへのツケは増え、支払いが難しくなる一方。エマは病の為に塞ぎ込み、ボヴァリー家は再び活気を無くした。ルウルーは不憫に思い、エマに有名なオペラのチケットを渡す。夫婦はルーアンへ向かった。
ボヴァリー夫人のあらすじ【結】

ルーアンのオペラを観終わった後、レオンと再会したエマ。侯爵との別れに塞ぎ込んでいた彼女は、レオンと身体を重ねる事で気持ちの浮上を図った。

自宅へ戻ったボヴァリー夫妻だったが、夫の元に父親の訃報が届けられる。夫は父親から土地を相続した。
ルウルーはエマにルーアンでの火遊びを脅し、チャールズの土地の委任状を手に入れるなら、返済を待つと言う。

彼女は数着のドレスを売却。
ピアノの教室へ通いたいと夫に話してルーアンへ通う事になった。
ルーアンではレオンが待っている。彼と身体を重ねた。
自宅へ帰るとオメーが来ていた。
夫とオメーは神妙な顔付きで彼女を見る。
夕食時、チャールズはエマに請求書の話をする。無駄遣いをしていると口論になった。

借金は膨らみ、1万フランにもなっていた。
ルウルーはチャールズの遺産を売ればいいと唆す。エマはレオンの元へ向かった。だが、彼は彼女を冷たくあしらう。ホテルで待てと言われ待っていたが、彼は来なかった。
翌日も仕事中のレオンの元へ行くが、彼の上司に別れろと言われ、エマは傷心を抱え家へ帰った。

自宅へ帰ると差し押さえの書状が戸口に貼られている。2週間以内に出て行けとの事だった。
慌ててルウルーの元へ向かうも、侯爵に泣きつけと言われてしまう。
エマは教会に向かったが、神父からは森へ行けと言われた。
彼女は仕方なく家へ帰る。家では夫とオメーがいたが、返済の目途でも立てているのか、忙しそうだ。

エマは決心して侯爵家へ向かった。だが、侯爵は冷たかった。全てに見捨てられたエマ。彼女は母親から譲り受けた食器を売りに出す。しかし、返済金額には到底及ばず、法的手段により期限の延長も叶わない。
最後の手段として、ルウルーに色仕掛けをかけるも拒否される。

追い詰められたエマは、夫の薬箱から毒を持って森へ向かった。
途中で服毒し小道を歩き続ける。やがて、毒は彼女の体内を回り、足元もおぼつかなくなる。
そして、とうとう膝をついて倒れ込み息を止めた。
(以上ネットより)


(感想)
フローベールの小説。
昔、読んだけれど内容は全く忘れてて。
こういった小説ではモーパッサンの「女の一生」
ゾラの「居酒屋」なんかは今でも内容をよく覚えているんだが。


欲張りすぎたら身の破滅だなー。
ボヴァリー夫人に同情はできない。
医者の夫との生活をもっと大切にすればよかったのに。

刺激が足りない、何か物足りないからと結婚生活に不満を持つ。
そこに付け入られる隙があった。
その上借金までして、どうにもできなくなって
いざ、浮気相手達に助けを求めるも、二人とも
冷たく拒否。
エズラ・ミラー扮する美男子レオンは、あんなにも情熱的に求めたくせに
ボヴァリー夫人をあからさまに避け、冷徹に最後通牒を告げる。

要するに浮気相手は二人ともクズ。
でも、それもボヴァリー夫人の、身から出た錆。
最後、あんな結末になるとは・・・。でも
仕方ないね。自分の蒔いた種だしね。

結局、気の毒なのはボヴァリー氏だ。
特別に悪い夫でもなかったのに、
妻に裏切られ、勝手に借金され、家を差し押さえられ、妻に死なれて・・・。

いつの時代も代償は払わねばならぬ。
いっときの恋に身を焦がしても、
相手はただの遊びでしかない。

本当の恋愛のような幻想を抱いた末路は憐れだったが致し方ない。



エズラ・ミラーがとても良かった。
何かしら背徳の雰囲気のある美しさ。
「ウオールフラワー」しか見てなかったけど、「少年は弓を射る」も
見てみたいわ。

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