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トランボ

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★『ローマの休日』を世に送り出した稀代の脚本家トランボ。
ハリウッドから嫌われながらも偽名でアカデミー賞を2度も受賞した感動の実話!

★TVシリーズ「ブレイキング・バッド」で絶賛を博した、名優・ブライアン・クランストンが固い信念を貫いたトランボの型破りでユーモアに満ちた生き様を体現!

★2016年に日本公開され大ヒット!
第90回キネマ旬報ベスト・テン外国映画ベスト・テン第4位!!

★第88回アカデミー賞 主演男優賞(ブライアン・クランストン)&第73回ゴールデン・グローブ賞 ドラマ部門 主演男優賞(ブライアン・クランストン)・助演女優賞(ヘレン・ミレン)ノミネート!

作品内容

ハリウッド黄金期に一番人気のあった脚本家ダルトン・トランボ。しかし、順風満帆に見えた彼の人生は、一瞬で地に落ちる。当時、冷戦の影響により横行していた赤狩り。トランボはその標的となり、下院非米活動委員会への協力を拒んだという理由で投獄される。釈放された後も、名前を変えることで、秘密裏に「ローマの休日」などの物語を書き続け、二度もアカデミー賞を受賞する。1970年、トランボはWGA(全米脚本家組合)より功労賞を授与され、赦しと反省の大切さを述べ、物語は終盤へと向かう。

本作は実話をもとにした社会派ドラマでありながら、トランボの家族愛・映画への熱い情熱が伝わる真実と信念の物語である。

※2016年7月22日公開作品
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES

あらすじ

第二次世界大戦後、赤狩りが猛威をふるうアメリカ。
その理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子脚本家トランボは議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。
やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、すでにハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。
しかし友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、
再起への道を力強く歩みだすのだった……。

キャスト&スタッフ

<キャスト>
ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン
ヘレン・ミレン、エル・ファニングほか

<吹替キャスト>
トランボ役:金尾哲夫、クレオ役:佐々木優子、ヘッダ役:一柳みる、アーレン役:石住昭彦、ニコラ役:のぐちゆり、フランク役:宝亀克寿

<スタッフ>
監督:ジェイ・ローチ(『ミート・ザ・ペアレンツ』)
脚本:ジョン・マクナマラ
原作:ブルース・クック(「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」世界文化社刊)

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(以上ネットより)


*トランボの名前を初めて知ったのは「ジョニーは戦場へ行った」の時。
長くハリウッドから排斥されていた監督が自らメガホンをとった問題作・・・・とのことだった。
正直、繰り返してみたいとは思えない深刻な内容だった。
あまりに残酷で、悲惨で、悲しく苦しく、四肢を失う前の青春のジョニーが
煌めいているだけにとてもつらかった。
「コロシテクレ」「コロシテクレ」と、モールス信号を送るラストシーンは忘れようがない。

そして「パピヨン」
これも良かったー!マックイーンとダスティン・ホフマンの演技も素晴らしかったが、
絶望の中、諦めずに自由を求めたパピヨンの姿は今にして思えば
トランボ自身の投影だ。投獄された時の経験が色濃く出てるのだろう。



映画として面白かった。
テンポもよく、軽快にストーリーが進む。
家族の愛情や、仲間との絆、あるいは裏切り、しかしそれを許す、
受け止めていく。
書くことが闘いだった。
書くという武器で闘った。

猛烈に、生活のためと、ブラックリストの有名無実化のため、
書いて書いて書きまくった。

その中の「ローマの休日」と「黒い牡牛」がアカデミー賞を獲得した。
何とも痛快であった。
彼の並外れた才能は排斥したハリウッドをひれ伏させたのだ。

「ローマの休日」も勿論だが「黒い牡牛」も見たことがある。
特に黒い牡牛はトランボ自身が書きたいと思って書いた作品だっただけに
受賞は喜ばしかった。
仕事をさせてくれたキングブラザースがいてくれて良かった。
演じたジョン・グッドマンもとても良かった。

そのほか、奥さん役のダイアン・レイン
娘役のエル・ファニング、
皆とてもよかった。

オットー・プレミンジャーはドイツ訛りを駆使して演じ、
カークダグラス役はマイケルダグラスっぽくもあるという
面白さ。

ところどころ本物の映像もさしはさまれ、
ドナルド・オコナーやデボラ・カー
ケイリー・グラント、ロバート・テーラー、ジーン・シモンズなどの
顔も見え、とても楽しくてうれしい。

最後の方で「スパルタカス」の感想を聞かれたケネディ大統領が
「いい映画だね。きっと大ヒットする」と言ったことが決定的だった。
もう、ブラックリストは有効ではない、という象徴的なシーンだった。



アメリカがやったこの「レッドパージ」赤狩りは
ナチスやスターリンのやった粛清とあまり変わらない。
共産主義に反対するため、思想弾圧、言論の自由を奪い、仕事を奪い
芸術家の表現の自由を奪う。
「自由の国アメリカ」と言いながら
反対する思想への弾圧は社会主義国と
そう変わらないという皮肉。

チャップリンだってスイスへ行かざるを得なかったのだから・・・。
何十年もたって
ようやくチャップリンがアメリカに帰還し喜びの声を上げていたのを
よく覚えている。
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