今回の世界選手権は別格だった

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昌磨の靴による不調問題で暗雲が立ち込めた男子シングル。
SPでは構成を変え、難度を落として挑んだがミスが出て5位。

今回はマスコミがやけに騒いでいたのだが、来シーズンの「枠取り」がかかっていた。
その責務は、誰よりも昌磨本人が嫌というほど
感じていただろう。それだけに不憫であった。

今シーズンは連戦で、疲労の蓄積もあったのではないだろうか。
そして靴を変えるタイミングすら難しいほどの過密スケジュール。

フリーでは構成を、五輪のものと同じにして挑んだ。
果たして前半はほとんどのジャンプが転倒。
しかし基礎点が高いものをミスなので、レベル落としてのミスよりは
点が取れるとの判断だったのだろう。
痛みはないと言っていたが、そんなことはなかっただろう。
それに数度の転倒は体力を奪う。

「まだコンビネーションがありません」アナウンサーの言葉が
胸に響く。
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しかし、
後半の最後の最後で彼はコンビネーションを
三本入れた!
驚異の巻き返しだった。
あの三本のコンビネーションが入ったことで点数がグッと押し上げられた。
美学に背いたかもしれないが、今回は枠取りの為に自分を捨て、
点数をとることに集中した。

その時点で一位!
最終グループ、その後に滑る選手の人数を考えても
メダルは絶望的だったが、何とか三枠確保は、友野君の頑張りもあって、
実現できそうだ!

と、思っていたら
その後の選手達が信じられないくらいミスが続いた。
特にボーヤン、一体どうしたのかというほど転倒やヌケが。
結局、転倒によるマイナスは何と、減点9という初めて見るような点数が引かれた。

選手達が終わるごとに、え?まさか!
ええっ!表彰台、行けた???
えええええーーええええーー!と驚き。

結局、最終グループではネイサンだけが完璧(サルコウは少しミスが出たが)に
滑り終え、完全優勝!しかも4回転を6回入れるという前人未到の偉業を成し遂げて!!
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凄いものを見せてもらった。
それぞれの選手の素晴らしい演技を見せてもらった。
そしてドラマも見せてもらえた。

ネイサン、グランプリシリーズでは優勝ばかり
しかしオリンピック、SPで有り得ない失敗、
フリーで巻き返し、→世界選手権で完全優勝!
というまるでソチの年の真央ちゃんのような経過をたどった。
何というシンクロ性。
不思議である、また曲が「マオズラストダンサー」というのだから
偶然だが運命的なものを感じた。


そして昌磨、後で「靴を変えるのが一番嫌い」といっていた。
笑わせられたが、心配させてからに。

昌磨はミスがあって不完全なパフォーマンスだったのに、「完璧」だった。
演技として物語として完璧だった。
「トゥーランドット」がイタリアミラノで鳴り響き、人々は魅了された。
ラストに近づくにつれ、悲鳴のような歓声が大きく沸き立って行った。

あれから何度も見返しているのだが、何度見ても泣ける。
真央ちゃんのソチのフリーのように。
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心をつかみ、惹きつける選手というのは決して「勝利」や「点数」だけではない。
ましてや芸術の域に達するような表現力は、それらを超越している。



友野君という、期待の新星もここで世界に躍り出て
名を知らしめることができた。素晴らしい出来だった。
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スモールメダルも獲得!おめでとう!
ヨカッタ、ヨカッタ。


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田中刑事君も、直前に靴が壊れたらしい。
やはり四回転というのは体にも靴にも負担が大きいのだろう。
今後、ルール改正(改悪?)がなされればもう
二度と今回のような内容の大会は見られないだろう。

まさくしく別格の大会だった。

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皆、お疲れ様!!
清々しく、いつまでも記憶に残る大会だった。
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