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予告犯

予告犯


ネットで犯行予告をし、食材偽装した食品会社を攻撃したり、
ネットに心ない書き込みをした人間を拉致し辱めを与える・・・などの
社会正義のようなことをやる「予告犯」

彼らの本当の目的は?
彼らは何故そんなことを?



話としては前半は引き込まれていった。

主人公(生田斗真)が派遣でIT会社に勤めているエピソードは
胸糞悪くなるほどひどく、主人公が可哀想すぎて同情の気持ちが起きた。


しかし全体としてはやはり日本映画に有りがちな欠点が目立った。

あのまま、ドライに話を進めた方が、より一層問題が浮き彫りになったのでは
ないだろうか。
何故か日本映画はウエットになりがちだ。
お涙頂戴におちいってしまうのだ。
原作は読んでいないのでわからないが、原作でもそうなっているのだろうか?

不満1
あのITの社長に復讐するのかと思ったんだけど・・・。
いや、復讐してほしかった。
あんな最低最悪のクズ、他の社員もクズすぎる!
ああいう奴らにこそ、社会的制裁を加えてやればいいのに・・・。

不満2
主人公を女刑事が一人で延々と追いかけるシーンがあったが、長すぎ。
あの場面で集中力が途切れた。


不満3
原作ではどうなっているか知らないが、最後、
主人公が全てをかぶって死んでいくのだが
それを大した葛藤もなく、生き残った仲間が受け入れて
主人公のせいにしてしまう点が納得いかなかった。
荒川良良の演技だけは、少し葛藤を感じさせてはいたのだが・・・。


不満4
最後、録画してあったスマホの場面の「種明かし」ともいうべき
誕生祝のシーンがあるのだが、なんともセンチメンタルで、
友情の物語のように描かれている。だが、
それがさあ、泣け、といわんばかりで映画の最初のトーンと違いすぎていて
逆に泣けないというか。

敢えて、そういう「いいシーン」にせずにクールに淡々と終わったほうが
胸にグッとくる場合があると思うのだが、どうも日本映画って前半はいいのに
後半グダってしまうというところがある。


不満5
なんなん、あの女刑事。
仕事中にアクセサリーをしていたのがどうにも違和感があった。
一見、「デキル」刑事、みたいな描き方なのに何で警察署でパールネックレスの
アクセつけるんだろ?
普通にスーツだけ着てれば違和感ないのに。

それに、やたら男言葉使うのも、鬱陶しいです。なんで刑事だからって
乱暴な言葉を使わないといけないの。
これはこの映画に限らないことだけどね。
男女平等のはき違え。
男女の差をなくす、って女が男らしくなることなのか?


不満6
予告犯になった動機が納得できなさすぎる。
そんなことが目的だったの??
ちょっと感情移入できないわ。
そんなことしなくても他の方法があっただろ!とツッコミ入れたくなる。




ウーーーん、最初は面白かったんだけどなあ。
派遣や就活や、今の日本の問題など風刺的な話なのかと思ったから
興味持ったんだけど・・・。

日本映画よ、本当にもう駄作しかないのか?
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