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要塞警察

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解説

襲撃を受けて孤立した警察署を舞台に、協力せざるを得なくなった警察官と犯罪者が極限状況下で繰り広げる
サバイバル・アクション。

あらすじ

L.A.の荒廃地区。
ストリートギャングに命を狙われた男は、近くの警察署に逃げ込む。
しかし、警察署は移転準備中で、僅かな職員しか残っておらず、瞬く間に武装したギャングたちに取り囲まれ、孤立無援状態となってしまう。そこに急病となった囚人を連れた護送車が偶然にも訪れる。そこには伝説の凶悪犯ナポレオンも乗り合わせていた。臨時の署長を命じられた警部補は、彼らとの共闘を決意する。

監督

ジョン・カーペンター

出演

オースティン・ストーカー(樋浦勉)
ダーウィン・ジョストン
ローリー・ジマー(此島愛子)
マーティン・ウェスト(納谷六朗)

シネスコカラーステレオHD

ジャンル

洋画:アクション、サスペンス&ミステリー

放送時間

97分

制作年

1976年

制作国

アメリカ



(感想)

地元ギャングと警察の抗争。
引っ越し前夜の警察署へその一晩だけ派遣された警察官(黒人)
刑務所に護送中、囚人の一人がたまたま病気でその引っ越し準備中の警察署へ
立ち寄った囚人ナポレオン、黒人の囚人。
ギャングの犯罪多発地域にたまたま訪れた父娘。

それら別々の人々がひとつの場に集約されてゆくという構成は面白い。

物騒な地区なのにアイスクリーム屋がやってきて
身の危険を感じながらも何故かずっと止まっている。
そこへ父娘は車で通りかかりお腹のすいた娘はアイスクリームをねだる。
父は道がわからなくて公衆電話で道を聞く。
その間に娘はアイスクリームを買いにいく。
そばを通るギャングの車。
嫌な予感しかしない!!

ザワザワしながら見ていると、アイスクリーム屋は車から引きずり降ろされ
ギャングに打ち殺される…そこへ行ってしまった娘も躊躇なく殺される!
そのシーンは怖かった。
まるで水鉄砲が当たったのかとおもうような、簡単さでいきなり少女を撃ってしまう。
そしてそれに気づいた父親が、アイスクリーム屋の所持していた銃をもって
ギャングを追いかけ、復讐を果たす・・・。
だが・・・娘を置いたまま?救急車は?警察は?へっ?
そのままほったらかして追っかけちゃうの?えええ・・・。

どうにか追いついてギャングを撃つのだが、当たったようなのにギャングは倒れない。
へ・・・?当たってないの?あれ・・・あれあれ?
と思っていたらおもむろに倒れこみ死んだ・・・なんかその辺の演出が面白かった。

一人のギャングを撃ったものの、仲間がわらわら現れてその父親を追いかける。
この辺、怖かった!
どうして車で逃げないんだ!あ!公衆電話に向かってる。今?今電話するの?
警察にかけるのか?どういうつもりかよくわからない。
しかし大人数のギャングが追ってくる!電話なんかしてる場合じゃない!

ということで必死で走って逃げて行きついたところが例の引っ越し中の警察署。
やれやれ助かった・・・と思いたいところだが、引っ越し中のためほとんどの
武器弾薬も警察官もいない。
立ち寄った囚人3人、刑事一人、警察署の警官が二人位、事務の女の人二人、
そして派遣されてその晩だけ来た黒人警官、それだけ。

そんな状況で警察署の周りはギャングで一杯。
様子を見に外へ出た警官はサイレンサーですぐ殺される。
異常事態に気づいた黒人警官は、ひたすら応援が来るのを待つが
電話線は切られ、電気も停電されてしまう。
画面が暗い。

そういう中で図らずも警官と囚人ナポレオン(仇名)と黒人囚人らと共闘することになる。

ナポレオンの人物像が面白かった。
しょっちゅう「タバコをくれ」「タバコを持っているか」と言っていて、
最期の方でやっと事務の女の人にもらうことができる。
そして何だかいつも名言ぽいことを言っている。
「世界はいつも通り過ぎる」とか
黒人の囚人とのやり取りも妙に面白かった。

事務の女の人もとてもクールで、銃の扱いもうまくまるで女刑事。
カッコよかったし、ナポレオンと必要以上の見つめあいが何度かあって思わせぶりだったが
思わせぶりだけで終わっているのも良かった。

見ていてその設定が西部劇的だなあと思っていたら
「リオ・ブラボー」をお手本にしたという。

警察なのに襲撃されたまたま移転準備中なので、ろくに反撃できないという
閉塞的な設定がサスペンスを生んだ。
しかし昔の映画なのでそこまで怖くはなく、
最期の爆発シーンも今から見ると大したことはなかった。

ツッコミどころもあるけれど、なかなか面白い映画だった。
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