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オペラハット

オペラハット
     Mr. Deeds Goes to Town
     監督:フランク・キャプラ
     (1936年/アメリカ)
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 ◆ キャプラ 監督が2度目のオスカーを獲得したヒューマン・コメディの名作

 ニューヨークの大富豪センプル氏が事故で急死した。誰が莫大な遺産を相続するのか?
マスコミが騒ぎ立てた。
 故人の顧問弁護士シダー、広報担 当コッブ、帳簿係の3人は、マスコミの目を避け、田舎町マンドレーク・フィールズに住んでいる 故人 の甥っ子ディーズに会いに行った。


 ディーズは気さくな性格で町の人気者。友人と小さな工場を経営しているほか、絵ハガキに詩 を書いて生計を立てていた。
趣味はチューバを 吹くことで、町のブラスバンドの一員でもあった。
 彼は会ったこともない伯父から2,000万ドルもの遺産を相続することになり、
町の人々に見送られながらニューヨークへ向かった。 

 シダーは故人の資産から密かに50万ドルを横領して いた。
また、故人のもう一人の甥っ子センプルと彼の妻は、あてにしていた遺産をディーズに独り占めされ、
何とかしようと企んでいた…。

  




 ◆ 主な出演者など 


 ディーズ役 … ゲーリー・クーパー Gary Cooper
ベイブ (ドーソン) 役 … ジーン・アーサー Jean Arthur
コッブ役 … ライオネル・スタンダー Lionel Stander
裁判長役 … H・B・ワーナー H・B・Warner
編集長役 … ジョージ・バンクロフト George Bancroft

 ・アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、録音賞の5部門で ノミネートされ、フランク・キャプラ監督が、『或る夜の出来事』 (1934年) に続き2度目の監督賞を受賞した。

 邦題の 『オペラハット』 は、原作 (小説) のタイトル。
  
 ・キャプラ監督は、ディーズ役にはゲーリー・クーパーしかいないとして、
彼のスケ ジュールが空くまで半年も撮影を待機していた。
(以上ネットより)





☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆
(感想)
この映画もずっと前に見て大変面白かった印象があった。

ゲーリー・クーパー、父が大好きだった俳優だ。
イメージ的には今だとケビン・コスナーあたりが似た感じだと思う。

それにしてもスラっと背が高く、手足が長くカッコいいし、この
善良で純朴すぎる人物を、違和感なく演じているのも
この人の本来持っているものと、そう乖離していなさそうだと思えるところだ。

こういう時代からすでにマスコミはハイエナみたいで、
今、「フェイクニュース」だなんだというけれど、昔から変わってないなあと思う。
今はネットもあるからいっそう複雑だけど。

そんな汚いやり口のマスコミ代表がジーン・アーサー演じる女性記者。
ディーズのスクープを狙って、彼を騙し近づいて取り入るのだが、
慧眼な彼も、すぐ彼女を信用してしまう。

だが、だからこそ純粋で人の善さを痛感した彼女は
二、三の特ダネ記事を書いた後は、良心が咎めて、真実を告白しようとする・・・
が、その前に他の人から事実を知らされたディーズは失望してしまう。


彼の財産を奪おうとする内縁の妻や弁護士によって、
精神障害があるとして、裁判沙汰に。しかし
絶望し、自暴自棄になっている彼は、弁護士も雇わない、自己弁護もしない・・・。


訴訟のシーンが色々面白い。
ディーズの田舎から呼び寄せた老姉妹や、
傍聴席の人々が勝手に発言したり、
面白い。

不利な証言が続き、追い込まれるディーズだが、それでも反論しようとしない。
しかし、ベイブのある言葉によって
気を取り直し、奮起。

やっと反論へと転じるあたりは痛快!
そしてラスト、二人に言葉はいらない。
鮮やかな楽しい幕切れ。

この時代のハリウッド映画らしくて好きだなあ。
不況で仕事がないという時代を反映しているが、
映画自体はロマンチックコメディだ。
それが嫌味なく、あっさりと軽快に描かれている。
こういう描写で良かった(人々が喜んで見に来てくれた)時代が
懐かしい。

今は血も凍るような描写のものが増えた。
ロマコメもたまにあっても、結構どぎつい。

やっぱり
美男美女が登場して、人々の善意が信じられるような
こんな映画が好きだ。
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緊急拡散「有史以来の暴挙!移民政策をいかにして阻止するか」

転載記事~~


【水間条項ー国益最前線ジャーナリスト水間政憲のブログです。】 :
〇緊急拡散宜しく《有史以来の暴挙「特定技能第2号」(移民政策)をいかにして阻止するか!》


拡散希望


〇緊急拡散宜しく《有史以来の暴挙「特定技能第2号」(移民政策)をいかにして阻止するか!》

2018年11月05日 07:04
〇緊急拡散宜しく《有史以来の暴挙「特定技能第2号」(移民政策)をいかにして阻止するか!》


■この記事は、単なる「移民政策」反対としてアップした訳ではなく、
「特定技能第2号」は「女系天皇」を認めることと同じく、
有史以来の伝統を破壊することになりますので、
それを阻止する最善の方法を記載してありますので、徹底的に拡散してください。

現在、我が国で1年以上就労している外国人労働者(技能労働者等)128万人は、
実質的には移民であり、すでに世界第4位の
「移民大国」と言っても過言ではありません。

技能実習者は、今年だけでも8月末時点で4300名が逃亡し、
計4万人が不法滞在者になっており、治安(安全保障)上、
非常に危険な状態になっております。

自民党は経済界の圧力で、前のめりになって「移民政策」を
臨時国会で成立させようとしていますが、
インターネット上で吼えているだけでは阻止できませんので、
「請願法」に基づき「安倍首相」宛に請願書を発送してください。

◆〒100‐8914
東京都千代田区永田町1‐6‐1
内閣府気付
「安倍晋三内閣総理大臣への請願書」在中


それと同時に各々地元の自民党議員に対しても
「特定技能第2号」の継続審議を申し入れてください。
実際、継続審議にできれば時間をかけて潰せますので、宜しくお願い致します。

いま喫緊に必要なことは、安倍首相がいくら詭弁を弄しても
「特定技能第2号」は移民政策であり、「特定技能第1号」でも準移民政策ですが、
「特定技能第1号」が5年間働いたあとに「特定技能第2号」と認定された労働者には、
「家族の同伴」と「無期限就労」を認める法案です。
これはどのような詭弁を弄しても移民政策です。
現在、欧米では移民問題が政治の争点になっており、
移民で成り立っている米国が移民政策の大転換の最中にあり、
なぜ我が国が曖昧なまま急いで移民政策を推進するのか、
自民党は国民が移民政策の様々な問題点が明らかになる前に
法案を通そうとしているようです。

世界で民族問題が社会問題になっていない先進国は、
反日左翼が嫌う「大和民族・大和魂」の文言が
まだギリギリ通用している我が国ですが、
この日本国の形を嫌っているのは反日勢力だけでなく
「ワン・ワールド」を理想とする国際勢力も
水面下で日本の移民政策を策動していることも事実なのです。

それは1990年代に米国が日本に要求した構造改革のなかに
郵政民営化だけでなく「移民受入」も入っていたのです。

いま「移民政策」を阻止するには、闇雲に反対を連呼していても阻止できません。

そこで、与野党の慎重派を納得させれる急所は、
「特定技能第2号」を先伸ばしして継続審議に持ち込むことが最善なのです。

実際、「特定技能第2号」が成立したら、
「女系天皇」を認めることと同様に日本が日本でなくなりますので、
是が非でも「特定技能第2号」を阻止しなくてはいけません。

ドイツの実例を取り上げると、1990年代に駅のトイレなど「3K」の仕事を
トルコ等からの移民に委ねたところ、当時、ドイツも少子化現象が蔓延している中で、
トルコ人等が子だくさんで教育・福祉政策の負担が急増し、
社会問題化した流れで「ネオナチ」勢力が勃興する悪循環になったのです。

実際、歳をとったトルコ人等移民に対して、歳をとったからと帰国させることは
「人権問題」として批判を浴びることにもなり、
人口構成が変わり宗教の違いなど社会問題化したのが現在の姿なのです。

それは、フランスの教室で
ヒジャブ(黒いスカーフ)の装着を禁止するしないが大問題になったり、
些細なことで伝統が激変することに耐えられなくなった市民の反発は、
日本でも同じようになることが目に見えています。

行方不明になっている4万人の不法滞在者は、すでに犯罪者であり、
新たな犯罪予備軍なのであり、実際、効果的な防止策が整備されておりませんので、
「特定技能第1号」を実施する前に
「不法滞在者」防止案を法律化することが先決なのです。

その防止策は、不法滞在者を雇用した場合の「雇用者」に
重い罰則を課す法案を今臨時国会で成立させる必要があるのです。

また「特定技能第1号者」は、
家族や恋人と離ればなれになり、可哀想などと情緒的な報道をしているが、
日本人の企業戦士もたくさん海外に単身赴任しているのであり、
離ればなれは問題ではありません。
実際、受け入れる企業が、有給休暇など一時帰国できるように環境を整えれば、
簡単にクリアできることであり、一次産業の農業・漁業等は繁忙期の半年を
「特定技能第1号者」とすることで不法滞在者防止策にするなど、
様々な法案を整備する必要があるのです。

いずれにしても、「家族の同伴」と「無期限就労」を認める「特定技能第2号」法案は、
「女性宮家」や「女系天皇」を認めることと同じく、
我が国の「国体」を破壊することに変わりないのであり、
覚醒している良識ある国民の総力で阻止しなくてはいけないのです。

(転載終了)

ハクソーリッジ

2018、10、31
(スターチャンネル  録画)


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【公開】
2016年(アメリカ映画)

【監督】
メル・ギブソン

【キャスト】
アンドリュー・ガーフィールド
ヴィンス・ヴァーン
サム・ワシントン
ルーク・ブレイシー
テリーサ・パーマーなど



【作品概要】
第二次世界大戦の凄惨な沖縄戦で、武器を携帯することを拒みながら多くの負傷兵を助けた米陸軍衛生兵デズモンド・T・ドスの実話を基に描いた作品です。
.

映画『ハクソー・リッジ』のあらすじとネタバレ



デズモンド・ドスはヴァージニア州の田舎街リンチバーグで、退役軍人の父と母、弟のハルと暮らしていました。

ある日、兄弟喧嘩をしたデズモンドはレンガで弟の頭を殴ってしまいます。

弟は無事でしたが、その事件以来、敬虔なクリスチャンの母の影響もあり、デスモンドはモーセの十戒の一つである「汝殺すなかれ」という言葉を頭の中に深く刻むようになりました。

15年後、たくましい青年に成長したデスモンドは偶然車の下敷きになった人を病院に運びました。人の命を助けることに目覚めたデスモンドは、軍に入隊して衛生兵となることを決意します。

戦争の恐ろしさを知っている元軍人の父親は反対しますが、ハルの決意は変わりませんでした。

そしてその病院で見かけた看護婦のドロシーに一目ぼれしたデスモンドは、彼女に熱烈にアタックし、二人はデートを重ねて恋に落ちます。

やがて、デスモンドは軍に入隊し、基地に赴任、訓練が始まりました。ですが、ある日射撃訓練があり、デスモンドは上官の命令が絶対な軍の中で、ライフルを握ることを拒否します。

これは前代未聞の出来事で大問題となりました。デスモンドは衛生兵にはライフルや武器は必要がない、自分の役目は人を殺すことではなく救うことだと主張します。

ですが、怒った上官たちは精神科医にデスモンドを診断させ、彼をを軍隊から除名しようとします。やがて彼の属する小隊の中で彼をよく思わないものに、激しい暴行を加えられました。

そんな苦境の中でもデスモンドはくじけずに自分の信念を貫き、周りの者も彼の情熱に一目置くようにな理ました。



その後訓練は完了、戦地に向かう前に一時的にだが家に帰れる日がやって来ました。

デスモンドはドロシーとの結婚式をあげる予定でしたが、突然上官が現れデスモンドはライフル訓練を完了していないので訓練を終えるか、もしできなければ軍の命令に逆らったとして軍の留置所に収監すると言い渡します。

それでもライフルを持つことを拒否するデスモンドは、留置所に入れられ結婚式には間に合いませんでした。

後日ドロシーは留置所にやってきて、デスモンドに罪を認めるように説得しますが、それでもデスモンドは自分の信念を曲げなかったため軍法裁判が行われることになります。

裁判では上官たちは命令違反での追放を希望し、裁判はデスモンドに不利にすすんでいましたが、そこにデスモンドの父親がワシントンDCの裁判所からのレターを持参しやってきました。

そこにはデスモンドの行為を認められると書かれてあり、彼の主張は認められます。
以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ハクソー・リッジ』ネタバレ・結末の記載がございます。『ハクソー・リッジ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


その後、デスモンドたちは沖縄の戦地に赴きました。

急な崖の斜面であるハクソーリッジを登り、その先に居る日本兵を攻撃する任務が小隊には課されました。

デスモンドは小隊と一緒に崖を登り、衛生兵として負傷兵たちの救出と手当てにあたることになりました。

土地を知り尽くし、自爆覚悟の日本兵たちとの激しい戦闘に、両軍ともにたくさんの犠牲がでました。

日本軍に苦戦を強いられたアメリカ軍は、一旦キャンプまで命からがら退却しました。

ですが、デスモンドはひとりそこに残り、夜通し負傷している兵士を次々に見つけ出し応急処置をし、ロープを使用してハクソーリッジの高い崖の上から負傷兵を次々に崖の下に降ろしていきます。

見張りをしていた仲間たちがそれに気がつき、負傷兵はキャンプに運ばれ手当てを受けることができ命を救われます。

デスモンドはアメリカ兵だけでなく、怪我をした日本兵のことも助けました。


上官や軍の仲間たちはデスモンドがまだ崖の上にいて、たくさんの兵士を救っていることを知りとても驚きました。

最後の2人の兵士を救おうとして、日本兵に気が付かれたデスモンドでしたが間一髪逃げ切り、崖の下で彼を待っていた訓練所時代の仲間たちに助けられました。

訓練時代はデスモンドを馬鹿にしていた彼らでしたが、彼の命をかけた活躍と勇気に心を動かされます。

デスモンドたちは一度基地へ戻りますが、次の作戦のため兵士たちと再びハクソー・リッジへと向かうことになりました。

戦闘はアメリカ軍優勢で進み、日本兵が白旗を上げて投降してきました。しかしこれは罠で、彼らは手榴弾を投げ込んできました。

仲間を守るために手榴弾を弾き返し、負傷したデスモンド。

仲間たちは絶対にデスモンドを死なせないと彼を担架で運び、彼がなくしてしまい気にしていた聖書を彼の手に握らせ、デスモンドはハクソーリッジの崖の下におろされました。

デスモンドは75人の兵士の命を救ったことで、良心的兵役拒否者としては初めて表彰されました。

名誉勲章は軍人としては最高の賞でした。

帰国後、彼は1991年にドロシーが亡くなるまで彼女と一緒に生きました。デスモンドは2006年に永眠しました。

(以上ネットより)
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(感想)
信仰心が厚く、戦争においても人を殺さない、と
固く決めた主人公。


前半は少年期、青年期、と彼の生い立ちが
描かれる。
しかし、私には彼に共感はできず、ずっと違和感があり、
正直、「気持ち悪い奴だなあ」とイラつきながら見ることとなってしまった。
実在の人物なので、申し訳ないが
彼の心情が理解できなかった。

汝、殺すなかれ、と聖書にも書かれているように、
少年時代の強烈な体験故に
その教えを絶対的なものとして成長したというのはわかる。

だが、それなら何故、そんな人間が敢えて自ら志願して入隊したのか。
訓練もまあ、優秀な方だと描かれているが、銃の訓練となると
徹底して拒否する。

軍隊で命令に従わないなど有り得ない。

戦争となると「普通の殺人」とは違う、と上官も説得するのだが
彼は断固として自分を曲げない。
信念を貫く、信心深い、それ自体は素晴らしいことなのかもしれないが、
それなら何故、入隊したのか。理解できない。
皆と同じように国を守るために貢献したい、彼はそう言っていた、
それならば軍隊に従わなければならないはずだが、
彼は自分を曲げない。
軍側もそれならばと、何とか除隊させるように持って行こうとするが
それも拒否、ならばと軍法会議にもかけられる。




しかし、色々あって結局はそういう彼を軍隊は戦争に参加させる。
衛生兵として、戦場で人を助けたい、そういう彼の意思を尊重した形だ。
これってかなり特例なのではないだろうか。


ずっとモヤモヤしたものがありつつ見ていたが
後半、沖縄戦が描かれ、彼が負傷した仲間を助け続けるシークエンスになると、
感動して自然と涙が溢れた。
「神様 どうかもう一人助けさせてください」と
祈りながら、一人、また一人と出来る限り助けていく。
鉄の信念というものを見た気がした。
頑固すぎる、自分の信念に固執しすぎる人間ではあると思うが、
しかしあの地獄の戦場でもそれを貫き通したことは驚嘆する。

敵を殺すことが戦争であると思うが、そんな中、
人を助けることで戦争に参加した人間が本当にいた、という事実が
あったことはこの映画を見るまでは知らなかったので、それを
知ることが出来たのは良かった。

勿論、結局はアメリカ礼賛映画ではある。
戦争に反対はできないが、ならば自分が参加しながらも
人を救うことに貢献したい、というのはかなりユニークだと思うが、
これが実在の人物なのだから事実は小説よりも奇なり、だ。


沖縄戦の描写はメル・ギブソンらしく凄惨を極めている。
グロテスクでとてもまともには見ていられなかった。
彼の「パッション」でも暴力描写が凄すぎて思わず目を背けてしまったが
リアルさを求める作風なのだろう。

日本軍の描き方は割と雑で、まあアメリカが日本人を描く場合
よくあるような「適当さ」を感じざるを得なかった。
しかしそれでも他ブログ記事を見ていると
「まだマシ」な方だという意見があった。
酷いのは「シン・レッドライン」だそうだ。
それは見てないけれど、アメリカ側から描くとそんな風になってしまうのだろう。

日本軍はよく闘った。それは言っておきたい。

バルカン超特急

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バルカン超特急

THE LADY VANISHES 1938年 / イギリス / 96分 / サスペンス
超特急の密室で貴婦人が消える!!
ストーリー構成も細部のアイディアも第一級のヒッチ・サスペンス



2018年10月28日(日) 06:00 - 08:00



解説

ヒッチコックの初期の集大成と呼べる傑作。
列車の中で貴婦人が忽然と姿を消すという奇怪な事件が起こり、猛スピードで走る超特急の密室で次々とスリリングな展開が
繰り広げられる。


ストーリー

バルカンの避暑地バンドリカからロンドンへ向かう列車に乗ったアイリス。
だが途中、豪雪で動けなくなり、仕方なく他の乗客と共にホテルへ非難することに。
乗客は老婦人、弁護士、作曲家、人妻など様々。
翌朝、貴婦人フロイのそばを歩いていたアイリスの頭に植木が落ちてきて軽いケガをした。
その後、列車に乗ったアイリスはたまたまフロイと同室になるが、アイリスが一眠りして目覚めたときには
フロイの姿は忽然と消えていて…。


監督

アルフレッド・ヒッチコック
出演

マーガレット・ロックウッド
マイケル・レッドグレーヴ
ポール・ルーカス
グーギー・ウィザース
ほか

(ネットより)


(感想)

いいね、ヒッチコックのイギリス時代の作品。
アイデアがイイですね。
今となってはこれを元にした作品があるけれど。
まさにリメイク版もあるし、「フライトプラン」(ジョディ・フォスター)も
リメイクと言ってもいいほど同じ設定。
「バニーレイクは行方不明」もこれとよく似た設定だと言える。

サスペンスも勿論あるけれど、ユーモラスな部分も多々
あって、思わず笑っちゃう。
乗客の中のイギリス人男性二人なんかはもう、コミカル要員だ。
常にクリケットの話ばっかりしていて、彼らが老婦人を見てない、っていうのも
下手に関わってクリケットの試合に遅れたら嫌だから、というもの。
それでいて最後の銃撃戦では結構活躍して頼もしかったりして。


乗っていたはずの人間が霧のように消えてしまう、しかも
その人物を誰も見てないという状況の不可思議さ。
だんだん、自分が間違っていたのか、幻覚だったのか(その伏線として
頭を打撲しているから不自然ではない)と思い込んでいく。

しかし、そこで窓に書かれた「フロイ」の文字を見つけ、
老婦人は実在した!と確信するあたりの運びはうまいなあ。
しかもその字を見つけたのは一瞬で、トンネルに入ってしまって
消えてしまう、ってところもサスペンスがあっていい。


最後もブツっと切れたようなあっさりした終わり方。でも、
不満はない。
こういう終わり方、ヒッチコックは時々ある。
「北北西に進路を取れ」
なんかのラストもこんな感じ。


サスペンスもあるけど、のどかな感じもあるという
ちょっと不思議な感じの映画だけど
やっぱり面白い。

フィールドオブドリームス

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タイトル
=フィールド・オブ・ドリームス

原題
=Field of Dreams

監督
=フィル・アルデン・ロビンソン

出演
=ケヴィン・コスナー
=エイミー・マディガン
=レイ・リオッタ
=ジェームズ・アール・ジョーンズ
=バート・ランカスター

ストーリー
アイオワ州の田舎町に住むレイ・キンセラは農業でなんとか家計をやりくりする、一見普通の貧乏農家。

ただ、若い頃に父親と口論の末に家を飛び出し、以来生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の隅で悔やんでいる。
ある日の夕方、彼はトウモロコシ畑を歩いているとふと謎の声("If you build it, he will come." = 「それを作れば、彼が来る」)を耳にする。
その言葉から強い力を感じ取った彼は家族の支持のもと、周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を作り上げる。

その後しばらく何も起きなかったが、ある日の晩、娘が夕闇に動く人影を球場にみつける。
そこにいたのは“ブラックソックス事件”で球界を永久追放され、
失意のうちに生涯を終えた“シューレス”ジョー・ジャクソンだった・・・

(以上ネットより)

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(感想)

これも以前に何度か見た映画。
前も良かったけど、今この年で見て、思いのほか良くて、
見て良かったなあと思う映画の一本だ。


不思議な声に導かれ、見ているこちらも不思議に思いながら
主人公に導かれて見続けてしまう。

前に見たときは、まだ両親は健在だった。
しかし、今は二人とも鬼籍に入った。

そんな中、これを見るといっそう、胸が締め付けられる。
レイ・キンセラの、父親への気持ちがよくわかる。
若き日に、親とうまくいかずそのまま年を取ってしまい、
修復する前に親が旅立ってしまって永久に仲直りできない後悔。

それが叶うとしたら?
再び、会えるとしたら?


そんなことを考えながら見ていると、両親にもう一度会いたいなあという思いが
募るのだ。


シューレス・ジョー・ジャクソンのこともブラックソックス事件のことも私は知らない。
なのに、往年の名選手が現れたら何故か涙がこみ上げるのだ。
不思議だ。

彼の無念、彼の野球への愛、そんなものが
彼を知らなくても心に響くからだろうか。

野球はアメリカの代名詞のようなものだと感じる。
野球を通してアメリカの歴史があるというくらい野球大国だと思う。
父子のキャッチボールもアメリカでは普通の光景なんだろうなと思う。

それが最後の方で出てくるが、涙がこみあげてくるシーンだ。
親子の絆、叶わなかった夢、心残り、誰もが持っているだろうそんな普遍的なものが
描かれていて心を掴まれるのだろうか。

なんということもない、地味な部類の映画なのだが、
心に残る、感動作だ。
見るものをとらえて離さない、不思議な魅力のある映画。


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